映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】HERO

 

あらすじ

パーティーコンパニオンの女性が、ネウストリア公国(架空の国)大使館付近の路上で交通事故に遭い死亡する事故が発生。捜査にあたる久利生公平検事(木村拓哉)と事務官の麻木千佳(北川景子)は、大使館と事故は関係があるのではないかと考える。事故当時の状況を大使館員から聞こうとするが、大使館には日本の司法が及ばない治外法権があることから捜査は一向に進まない。諦めずに大使館に詰め寄る久利生だが、それが日本とネウストリア公国の外交にも影響を与え、外務省からの圧力も受けるようになり……。    引用:シネマトゥデイ(一部編集)

 

感想

ドラマのHEROが好きな人

ドラマもいいけど映画版もスケールが大きくなって相変わらず面白い!

 

ドラマのHEROに興味がない映画通

なんだこの幼稚で陳腐な映画は!

 

こんな感じに感想が分かれるんじゃないかな。

 

良くも悪くもドラマHEROの延長というのが俺の感想。

ドラマシリーズは結構好きだが、相変わらずの久利生と雨宮(松たか子)の色恋沙汰はさすがにぐだぐだに感じる。キムタクが老けてオッサンになったのも、いい歳してなんなんだこの恋愛はと感じてしまう要因の一つかもしれない。ていうかキムタク、唇と歯茎、紫すぎない?タバコ吸いすぎ・・・笑

 

そして、映画版ということで外国にまでスケールが及び治外法権やらが絡んでくるわけだが、上述したようにHEROファンにとってはいつもよりスケールが大きくて良きな映画。別にファンではない人にとっては、法律という本来ならそこそこおかたい題材ということもあり、現実よりもコメディ要素やテンポの軽快さ重視の内容が仇となって稚拙な映画に感じてしまうと思う。

 

 

HERO 2015 [レンタル落ち]
 

 

【映画】聲の形

 

タイトルからなんとなく気になっていた作品。

「声」をあえて「聲」と表記している物珍しさに釣られたのだろう←笑

 

本編が始まり、軽く衝撃を受けた。ヒロインがろうあ者だなんて全く予想していなかったから。おかげで、あえて「聲」と表記しているタイトルにはすぐに納得できたけど。

 

意外と重いテーマの話なのかな?と思ったがそんなことはなく、どちらかといえば青春アニメ映画、恋愛アニメ映画といった感じ。もちろん、ろうあ者であるヒロインの西宮硝子の存在は大きいけども。そしてその西宮硝子が可愛い。細すぎない体型にあの制服姿。純粋で綺麗な心。あんな目で見つめられたらそりゃ惚れるわ。

彼女が自殺未遂をした場面では、頼むから死なないでくれと思わず心の中で叫んでいた。硝子をもっと見ていたいというのもあったが、主人公である石田将也の気持ちになると居た堪れなかったというのが理由として大きい。

 

物申したいことと言えば、 恋愛の行方もしっかり完結してほしいということ。硝子と将也の恋愛がそこそこのウエイトを占めているとは言え、恋愛がテーマのロマンス映画というわけではないだろう。でもやっぱり、明確な2人の関係の終着を本編でみたい。ヒロインがろうあ者ということであえてそういう形にしたのかもしれないが、せめて、お互いの気持ちを共有してほしかった。これは本作に限ったことではない個人的な好みだが。

 

最近、友達にすすめられて川越が舞台の「月がきれい」というアニメや新海誠映画を立て続けに観ていたからから余計にそう思うだけかもしれないが、近頃人気の日本のアニメ映画ってこういう系統多くない?AKIRAみたいなアニメ映画ももっと出てきてほしい。あるんだろうけどある程度人気が出てくれないと俺の耳にまで届いてこない。