【映画】スターリングラード【Enemy at the Gates】
実在した第二次大戦の伝説のスナイパーの極限状況における愛と苦悩を描いた戦争ドラマ。1942年9月。ナチス・ドイツの猛攻にさらされ陥落寸前のスターリングラード。そこへ送り込まれた新兵ヴァシリ。敵の銃弾が降り注ぐ中、死体に紛れて反撃の機をうかがっている時、同じように身を潜めていた青年政治将校ダニロフと出会う。ダニロフのライフルを借りたヴァシリは驚くべき正確さで敵兵を次々と仕留めていった……。
若かりし頃のジュード・ロウの碧い瞳が印象的だった。
※エド・ハリスの碧い目はいつも印象的。
そしてヒロインで恋人役のレイチェル・ワイズとの濡れ場シーン。
レイチェル・ワイズの白いお尻エロすぎ。
ハードなシーンだったわけではないのにどこかエロスを感じ、不覚にもあのシーンで興奮してしまったわ。
オチ以外は概ね文句無し。
あんな甘い結末じゃなくて良かった感はある。
ヴァシリか恋人のターニャが死ぬべきだったと思ってしまう・・・
戦争映画ということもあって、本作で大事な部分でもある英雄ヴァシリの苦悩や葛藤が霞んでしまう。
鑑賞前は「スター・リング・ラードって地名の響きなんかカッケェ」と中二病をこじらせたが、
実際はスターリンにちなんで名付けられた「スターリングラード」だったと知ってちょっと落胆。
まあソ連の地名なんだしよく考えればわかったことか・・・笑
現在はヴォルゴラードと都市名を変えているとか。
【映画】ブラック・レイン【Black Rain】
レストランで偶然にヤクザの殺人に出くわしたニック(ダグラス)とチャーリー(ガルシア)両刑事は、その犯人佐藤(松田)を日本に護送するが、大阪空港で逃げられてしまう。府警の松本(高倉)の監視下、警官としての権限の無いまま捜査を見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うかの如く、自ら刺客となって二人の前に現れるのだった。
松田優作がとにかく渋くてかっこいい。
マイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアを食っちゃってるまである。
海外映画にありがちな日本の描写への「違和感」を感じることがなかったのも高評価。
Wikiによると、制作に日本人スタッフがちゃんと関わっていた為だとか。
そしてガンを患いながらも周囲に隠して出演していたことを知り松田優作への株がさらに上がる。
残念ながら本作が彼の遺作となったみたい。