徒然と書くさ

若輩者による映画備忘録、雑記 ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】ファニーゲーム U.S.A.【Funny Games U.S.】

 

若い男2人が罪のない家族を殺していくっていうお話。

まりの淡々さと、シュールさに思わず観終わって笑ってしまった

ググってみるとこの作品はハリウッドのリメイクらしい。
元はオーストリア映画で、賛否両輪がだいぶ激しかったっぽい。

ひどい暴力映画で残酷で不快って感じる人がいるのもまあわかるが、俺は全くそうは思わない。

だって犬と家族を三人ほど殺すだけ。父親はどうやって殺されたかド忘れしたけど子供は射殺、母親はボートから湖に落とされるだけ。溺れて苦しんでる描写すらないからね。

他の映画で、もっとグロくてむごいのいくらでる。

そもそも、暴力的かどうかより芸術的かどうかで映画を語れよ!!!

 

何が嫌いかより
何が好きかで自分をれよ!!!

- 『ツギハギ漂流作家最終話セリフより -

 

暴力的=NG・悪 ではなくて、暴力的な描写はあるが面白い・作品性が高い映画だって頭を柔軟にして考えてもらいたい。もちろん、暴力的な映画は総じて嫌いって人はそれで構わないんだけど、自分の好みや価値観だけでその作品を全否定するような人はあまり好きではない。

 

監督のミヒャエル・ハネケもそういう欺瞞的・偽善的な価値観や社会を皮肉的に描いたんじゃないかなって勝手に解釈してる。

ド素人の俺が映画の芸術性とか作品性とかわかった気になって何言ってんだって話なんだけどね。


印象的だったのは卵を必要以上に求めるシーン、

殺す側2人のゴルフ?テニス?の全身白い上品な服装、

母親がボートから落とされるあっけない描写、

そしてラストシーンで次のターゲットに同じように接近して終わるところ。

あのラストシーンで殺った、これから殺るつもりの家族がこの一家族だけじゃないってことが強調されるから不気味で不快度が増すよね。

あともう一つ印象的なシーンあった母親に反撃されて犯人の一人が殺されたと思ったら巻き戻りしてなんにもなかったことになるのはびっくりしたし、こんなのありかよって思ったけど、あれも一つのメッセージだと思えばまあしょうがない笑

とにかく俺はそこまで嫌いではないしどちらかといえば面白く観られた作品。

母親役のナオミ・ワッツが綺麗だしね。

 

機会があればオリジナルのオーストリア版も観てみたいと思う

 

ファニーゲーム U.S.A. [DVD]

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