徒然と書くさ

若輩者による映画備忘録、雑記 ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】ゆれる


最近の邦画ではかなり評価が高い作品の一つだけど、個人的にはあんまりゆれなかった。

 

真実はわからずじまいで、視聴者がそれぞれの感じ方をしてください系。
映画としての質は高いしよくできているとは思う。そこに異論はない。



なにが俺の心にあまり響かなかったのか考えてみると、やっぱり一番でかいのはあんまり感情移入できないってとこ。兄弟の信頼、嫉妬、愛、確執みたいなものがこの作品の鍵といって言いはずだから、男兄弟がいない俺にはまあそういうこともあるだろうねくらいにしか思えない。 兄弟間のこの確執を兄妹間や家族間に飛躍させて感じることができなかった。

一方、地元が埼玉で高校から東京に出た俺からすると狭いコミュニティーでの世間体云々とか弟が都会に出て垢抜けた感じとかはよくわかる。
よくわかるからこそ、兄貴の不器用さとか弟のあの感じとか、そこまで深く描くものなの?って感じてしまう。完璧な兄弟関係なんてなかなかないだろう、みんなこんなもんだろうと・・・その普遍的なものをここまで綺麗に上手く表現しているから評価されているのだとは思うが。



結局殺人なのか事故なのか、気になるところ。
個人的にはあれは事故だったけど、様々な事情やそれぞれの思いが交錯した結果、殺人に終着してしまったと思っている。


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