徒然と書くさ

若輩者による映画備忘録、雑記 ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】荒ぶる魂たち

 

うーん・・・ヤクザ映画は嫌いじゃないけど本作に世間の評価ほどのものは感じなかった。

 

ビデオの無編集バーションだと前編・後編があって合計200分の長尺になるみたい。

俺が観たのは海外版 (150分) のDVDで内容がだいぶ削られてるからビデオ版を観た人とは違う感想を持っているだけもしれないってのだけまず言っておこう。

 

 

良かった点と言えば剣崎を演じた主演の加藤雅也がかっこいいってこと。

こんだけ顔が濃いのにテルマエ・ロマエには出演してなかったよなあとか思いながら観てた。

 

全体を通して思ったのは、硬派なヤクザ映画路線なら渋さをちゃんと追求してほしいということ。冒頭の女のシーン、唐突で拍子抜けな字幕 (出会ったのは火曜日でしたみたいなやつ)、濡れ場シーンでのスプリンクラーを使っての芸術的?な演出、そこそこのヤクザなのに髪の毛染めてたりパーマかけてたりしてるとこ・・・などなど、個人的にはこれだけでもう好かない。ただの悪、チンピラ映画なら全く問題ないけど。

あともしこれらの演出や描写があってもそれを生かせていれば問題ないのだが、本作に関しては蛇足というか詰め込みすぎというか、ビシッと一つの方向性をみせてほしかった。

監督が三池崇史ということを考えればこれでもだいぶ落ち着いている方だが。

剣崎がかっこいい男の生き様を魅せてくれている分余計にもったいない。

 

Thank you Fuck youと言う名言を残したあの剣崎の舎弟、この俳優はプライベートでもこういう感じなんだろうなって思いながら観てて、調べたら本当に当たってた。笑

大地義行というこの役者、殺人・放火で無期懲役くらったらしい。まじのやつじゃん!っていう怖さもあるけど、人を見分ける目が自分にあったという事実がちょっと嬉しかったりもする。

正直彼の演技はうまかったと思うが、同時に素の狂気みたいなものをなぜか感じた。

 

 

古くて映像の質が悪かっただけかもしれないが、演者の声が全体的に聞き取りにくかった気がする。

 

houti675 邦画映画チラシ[荒ぶる魂たち」、三池崇史監督 加藤雅也

houti675 邦画映画チラシ[荒ぶる魂たち」、三池崇史監督 加藤雅也