徒然と書くさ

米国在住の若輩者による備忘録、雑記です。   ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】幻影師アイゼンハイム【The Illusionist】

 

あっれ〜おかしいな。マッチスティック・メンの時と同じようにどんでん返しってわかってたのに今回は完全に騙されたわ。というかそんなことも忘れるほど入り込んでたただけ・・・?

kfc22.hatenablog.jp

 

とは言っても自分ではそこまで入り込んだつもりはないんだよなあ。

 

2世紀くらい前の設定(なはず)なのに完成度の高過ぎるトリックの描写(CG)が逆に陳腐になってしまっていた気がする。完全にファンタジーの世界で俺が苦手な系統。年代がかなり違うから比較対象にするのはどうかと思うけど、グリーン・マイルと空気が似てたきがする。そしてグリーン・マイルよりはさすがにマシなCGだった。でもそのグリーン・マイルの評価が5だったことを考えるとCGのリアリティーやクオリティーは他でカバーされれば俺的には問題ない。

 

問題の他の部分はと言うと、主演のエドワード・ノートンがイケメン。警部役のポール・ジアマッティの存在感。まあ彼の場合は周りの白人とちょっと系統が違うラテン系ってのもあるんだろうけど。ヒロインの公爵令嬢・ソフィア(成人)があんまり魅力的に思えなくて感情移入できなかった。幼少期は可愛かったのに。

 

どんでん返しのことなんか忘れてて完全にやられたとは言え、オチも個人的には微妙。

伏線がどうとかじゃなくて、単純に皇太子を追い込む必要がよくわからなかった。幻影師・アイゼンハイム本人の言葉を額面通りに受け取れば彼は彼女と一緒にいられればそれでいいはず。それにも関わらず幻影師の意地なのか、皇太子に対するちょっとした罰でも与えるつもりなのかはわからないが、彼女や医者まで巻き込んで一芝居打つ必要はあったのだろうか。結果、皇太子は自殺しちゃうわけだし。彼女の死は何もせずとも疑いようがないものだったはず。

逃げ切った形とは言え警部にバレて種明かしって展開も都合が良い気がした。このオチはユージュアル・サスペクツと似てるけど本作はもやもやが残る。

実在した皇太子やマイヤーリンク事件というのをモデルにしてると言われているらしいし、短編小説が原作だからあんまり脚本にケチはつけたくないけど。

 

 

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