映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】エリン・ブロコビッチ【Erin Brockovich】

 

3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは子供を抱えていては職探しもままならず、信号無視の車に衝突される交通事故に遭う。こちらに過失のない事故だから絶対に勝てると弁護士のエドワードはエリンの弁護を請け負うが、陪審員の目には加害者が医師であるのに対し、エリンは社会的な信用が低く、証言時の言葉遣い悪さも災いして、金目当ての当たり屋と相手側に匂わされた結果敗訴してしまった。事故で負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮したエリンはエドワードに、勝てる裁判で負けたのだから代わりに仕事を斡旋するように要求、半ば強引に彼の事務所で働くようになる。 (Wikipedia)

 

大手企業PG&Eから、史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの半生(実話)を描いた本作。アメリカに住んでてPG&Eには世話になってるけど過去にこんなことがあったなんて知らなかった。


実話が基で、しかも公害関連の社会派映画ということで、どういう感じに仕上がってるのか気になったが杞憂に終わった。コミカル過ぎずシリアス過ぎずバランスがいい。リアルだったと思うし、観ていて心地が良かった。エリン役のジュリア・ロバーツの演技のおかげかな?このテーマをここまで綺麗にまとめたのはすごいと思う。

 

史上最高額の和解金を勝ち取ったというキャッチフレーズから、訴訟大国アメリカならではのクレイジーな裁判を心配していたが、ちゃんとしていて安心した。

 

作品の完成度的には星5評価をあげたいところだが、ストーリー的に面白かった!とか、感動した!みたいなガツンとくる感情が個人的に芽生えなかったので星4。