徒然と書くさ

米国在住の若輩者による備忘録、雑記です。   ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】オー・ルーシー!【Oh Lucy!】

 

あらすじ・解説(ネタバレ注意)

第67回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門(学生部門)で上映された平柳敦子監督による桃井かおり主演の同名短編映画を、平柳監督自身が長編作品として再映画化。退屈な毎日を送る43歳の独身OL節子。そんな節子は、ひょんなことから通うことになった英会話教室の授業で、教室内では金髪のカツラをかぶり「ルーシー」というキャラになりきることを強いられた。アメリカ人講師・ジョンによるこの風変わりな授業によって節子の眠っていた感情が解き放たれ、節子はジョンに恋をする。しかし、ジョンは節子の姪の美花と共に日本を後にアメリカへ。主人公の節子を寺島しのぶ南果歩忽那汐里役所広司らが出演するほか、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」のジョシュ・ハートネットが参加。 改変元:Oh Lucy! : 作品情報 - 映画.com

 

たまたまNHKを点けていて、たまたま本作の番宣を目にして気になったので録画して視聴。

 

期待通りの作風と完成度。良い意味でね。

まず、冒頭から強烈。変な男が節子に絡み、そのまま線路へ投身自殺。その時の節子のなんとも言えない表情から、彼女が置かれているある程度の状況や彼女のキャラがわかる。評価に値する冒頭だったと思う。そして会社でOLとして働くシーンへ。あの短い冒頭で既に結構惹きつけられていた。どうでもいい話だが、線路に飛び込む直前に男が節子にかけた言葉が何回巻き戻しても聞き取れなくて悔しい。

 

メイド喫茶で働く美花。本作で初めて忽那汐里を可愛い(かも?)と思った。

 

英会話教室へ通い始めた節子。大げさすぎず下品すぎずそこそこシュール。俺得なコメディーをみていた感じ。

 

恋は盲目。ジョンを追いかけアメリカまで行ってしまった節子。カリフォルニアの雰囲気を懐かしく思う。南果歩演じる節子の姉のキャラに何度か笑わせてもらった。

 

美花、元彼であるジョンと自分の叔母である節子が肉体関係を結んでしまっていたことを告白され発狂。崖から唐突に飛び降りる。俺「おいおい・・・まじかよ・・・」

 

節子がジョンと関係を結んでしまってからラストまでは、節子のメンヘラ具合に少々引きながらも、寺島しのぶ演技うまいなあとか思いながらみていた。正直、ちょっぴり切ない大人の国際恋愛もの、もしくは、ジョンと節子は結ばれるもんだとばかり思ってたから、節子のメンヘラ展開はちょっと意外だった。

 

冒頭と同じようにプラットフォームに場面が戻り、トム(役所広司)とのささやかな幸せとハグに包まれながら終わるオチは良かった。登場シーンはそこまで多くないけど、トムもかなり重要な役どころだよね。

 

テレビドラマ版?として編集されてるってことは、ところどころカットされてるシーンがあるんだろうから、劇場公開されて機会があれば、いずれそちらもみてみたい。

 

 

※1 日米合作ということで「邦画」と「洋画」、両方のカテゴリーに入れておく。

※2 ドラマ版として編集した作品をみたので「短編」のカテゴリーに入れておく。

※3 同名短編映画を長編作品として再映画化ということで「映画化」カテゴリーに入れておく。

 

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Oh Lucy! (2017) - IMDb