映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】ボーン・レガシー【The Bourne Legacy】

CIAのパメラ・ランディの告発などにより、暗殺者養成プログラムの存在の数々が白日の下に曝されようとしていた。国家調査研究所のリック・バイヤーはそのうちの一つ、アウトカム計画の一時的な消去と蓄積されたデータの隠匿を命じる。この命令によりアウトカム計画の「参加者」たちは次々に無人攻撃機に爆撃されたり、毒殺される。「参加者」の一人であるアーロン・クロスはかろうじてその危機を逃れ、自分の死を偽装することに成功する。また、肉体的にも精神的にも、そして知能的にも能力が増強する薬の開発をし、「参加者」たちに配布する役を担っていた研究所でも命令により乱射事件が発生。研究所での唯一の生存者マルタ・シェアリング博士は、バイヤーの放った刺客たちによって再び命を狙われるが、博士と被験者として接点があったアーロンに救われる。薬が切れ、能力が低下したままではバイヤーの放った刺客から逃れきれないと考えたアーロンにはどうしても薬が必要だったのだ。アーロンとマルタは薬の代わりになるウイルスを得るため、フィリピンへと飛ぶ。  改変元:(Wikipedia)

 

マット・デイモンがいないなんてボーンシリーズじゃない!と観る前から偏見に満ちていたが、思ったより良かった。マット・デイモンも、スプレマシーとアルティメイタムを担当した監督が本作を降板したことで、「彼無しで映画を撮ることはありえない」と降板したとか。まあ、映画界ってこういうのよくあるししょうがないね。

 

てことで感想。

本作もなんだかんだ初めて観た。あらすじを読んでもらえればわかる通り、ボーンのサイドストーリー的な内容。スピンオフ作品だとわりきればボーンファンでも抵抗は少ないはず。ボーンをマット・デイモンじゃない役者が演じる劣化コピー的な作品だと思っていた俺にはこのスピンオフ的な側面が大きかった。ボーン・アルティメイタムと時間軸が前後するが、登場人物含めほぼ別物なので混乱することはまずないと思う。

とは言ってもボーンシリーズとはもちろん関係していて、CIAの暗殺者養成プログラムの幅の広さ、闇の深さを感じることができるし、暗殺者(プログラム参加者)たちがあれほど強いのは薬のおかげもあるという新発見もある。

まあ詳しくはWikipediaでもみて!笑

 

 

ヒロインである博士・マルタを演じたレイチェル・ワイズが好みのタイプで良かったが、船上でのエンディングが微妙。個人的に、激しいアクションからのエンディングはもうちょっと余韻が欲しい。あと、刺客を倒したとは言え、この「サイドストーリー」は現時点では本作で完結なわけだからなんかスッキリしない。「正統派ボーンシリーズ」に慣れ過ぎてしまったせいかな。

 

 

ロバート・ラドラムが執筆したジェイソン・ボーンを主人公とする小説を原作とした映画のシリーズの4作目となる2012年アメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。なおラドラムの死後にエリック・ヴァン・ラストベーダーが執筆した2004年の小説「ボーン・レガシーが存在するが、内容は本作とは異なる 

とのことだが、ボーンシリーズに倣って「実写化/映画化」カテゴリーに入れておく。

 

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