【映画】ジムノペディに乱れる
かつては国際映画祭で名が挙がるほどの作品を手がけてきた映画監督の古谷(板尾創路)だが、今では低予算映画の仕事にありつくのがやっとなまでに落ちぶれてしまっていた。久々に新作の撮影に入るが、主演女優と揉めて結局製作は中止になってしまう。時間を持て余した古谷が様々な女性を相手に乱れ、彷徨う一週間が描かれている。
日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト、(俺にとっての)三作品目。
感想
板尾創路演じる古谷がメンヘラ。もはやセックス依存症。抱かれる女性陣も言うまでもなくメンヘラ。だから俺はあまり好きになれない。
まあよく言えば「退廃的」だが、別に何も響いてこなかった。
そもそも、落ちぶれたオジサン映画監督なのに若い女にモテすぎだろうと。
古谷にどこかセクシーさがあるのはわかるけど、それでも・・・ねえ?
過去の日活ロマンポルノ映画のオマージュがあったり、
「10分に1回濡れ場」「低予算」「撮影期間は一週間」
といった伝統の条件を考慮すれば及第点以上の作品なのかもしれないが、そんなの一鑑賞者で素人の俺には知っちゃこっちゃない。
すべての作品を観ているわけではないが、「行定勲監督作品」「役者としての板尾創路」は俺には合わないのかもしれない。
他のプロジェクト作品
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