【映画】風に濡れた女
劇作家の高介は東京での生活から逃れ、山小屋で一人、世捨て人のように暮らしていた。ある日、汐里という野生的な女性と出会ったことを機に、欲を捨てたはずの高介は次第に彼女に翻弄されていく。
日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト、(俺にとっての)四作品目。
うーーーん。
☆2にするか☆3にするかかなり迷ったけど、☆3にしておく。
理由は、面白かったわけでも観て良かったと思えたわけでも決してなかったが、同プロジェクト作品で☆2の評価をつけた「ジムノペディに乱れる」や「ホワイトリリー」よりはマシに感じたこと。
邦画にありがちで俺が苦手な、学生が作った自主制作映画感は否めなかったが、
本能のおもむくままにながされていく男女の姿を軽妙に映し出す。
という意味ではなんとなく伝わってきたこと。
また、汐里を演じた間宮夕貴への評価を考慮した。
個人的には、冒頭の流れのまま高介が汐里に翻弄されることなく、最後まで二人だけは肉体関係を結ぶことなく終わるといったシュールな展開を観てみたかった。
中谷仁美演じる、劇団の地味っ娘マネージャー?が良い意味で浮いているキャラで、ポルノ的な意味で良かった。
他のプロジェクト作品
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