映画メモ

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【感想】青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

藤沢で暮らしている高校2年生の梓川咲太は、先輩で恋人の桜島麻衣と楽しく過ごしていた。ある日、咲太の前に現れた初恋の相手・牧之原翔子の中に、中学生と大人の彼女の二人が存在していることが判明する。咲太は、なぜか翔子と共同生活を送ることになり、それが原因で麻衣との関係もうまくいかなくなってしまう。そして咲太は、中学生の翔子が重い病気を患っていることを知る。

シネマトゥデイ

 

 

アニメからの流れで劇場版を鑑賞(原作のラノベは未読)。

 

 

映画化された数あるTVアニメ作品の中でも、本作は出来が相当良かったと言える。

 

 

ほとんどの作品が「OVAでよくね?」という感想で済んでしまう中、本作は尺や内容が劇場版にはもってこいだった。

 

なんというか、全体的なバランスがすごく良かった。

 

作画だとかそういう類の話はド素人だから正直よくわからん。

 

 

アニメ版での頼もしい咲太とは違い、本作では咲太がヘタレ気味だったのにはモヤっとした。

この咲太のヘタレ具合が「このまま終わるわけない。どうせみんなハッピーで終わるんでしょ?」と展開の読みやすさを助長した。かと言ってバッドエンドを望んでいるわけでもないが。

 

 

ラノベが未読だった俺には下記二点がわかりづらかったが、解説をみれば筋が通っていると理解できるのでまあ許容範囲。

  • 高校生の翔子に出会って無い咲太が、なぜ再び峯ヶ原高校に進学できたのか?(咲太が峯ヶ原高校を受験したのは高校生の牧之原翔子を追いかけたからだったはず)
  • 翔子の心臓病はどうやって治ったのか?(過去に戻っても翔子の心臓病を治す手段は移植手術以外には無かったはず)

 

 

当たり前だが原作のラノベかアニメを経てから観た方がいい。