映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

・社会派映画

【映画】牝猫たち

夜の池袋を彷徨う3人のデリヘル嬢。それぞれの悩みを抱えながらも、男たちと体を交え、たくましく生きていく。 ポルノ映画と銘打った作品を観るのはいつぶりだろう。というか初めてかもしれない。 AVが溢れているこのご時世、下心からポルノ映画を観ることは…

【映画】砂の器

ある日、死体が発見されたが被害者の身許が分らず捜査は難航した。今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)刑事は、事件前夜に被害者と酒を飲んでいた若い男の存在に行き当たり、東北訛りの「カメダ」という言葉を手掛かりに、男の行方を追う。いよいよ迷宮入り…

【映画】エリン・ブロコビッチ【Erin Brockovich】

3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは子供を抱えていては職探しもままならず、信号無視の車に衝突される交通事故に遭う。こちらに過失のない事故だから絶対に勝てると弁護士のエドワードはエリンの弁護を請け負うが、陪審員の目には加害者が医師であ…

【映画】東京難民

東京と貧困を結びつける安易なお涙ちょうだい映画だと思って舐めてたけど良かった。 普通の大学生・時枝修(中村蒼)がどんどん堕ちていく様を描いている作品。 若いのにも関わらずこんなに簡単に転落してくもん?と感じた人もいるとは思うが、情に流されて…

【感想】東京交差点【Tokyo Scramble】

3つのオムニバスから成り日本で初めてハイビジョンカメラで撮影された劇場公開映画。 日本の社会問題をテーマにしていて、当時としては斬新な映画だったんだろう。 そして91年公開ということで俺にとっては味があるというかクセが強い。 セリフも演技も演出…

【映画】GO

在日コリアンである主人公とその周囲との話。在日コリアンであることから日本人によって偏見をもたれ差別され・・・。主人公の自分は誰なんだという葛藤と、ある意味「在日」を乗り越えたようにも感じさせる彼の両親のゆるさ、元プロボクサーの親父の強さが…

【映画】アメリカン・ヒストリーX【American History X】

アメリカのギャングについてあんま知らないくせにあえて言いたい。結構リアルで良かったと。笑 しかもただのギャングの抗争の話じゃなくて、白人至上主義のギャングにスポットを当てながらアメリカの現実・闇・人種差別を描いてるとこ。 主人公の心が入れ替…

【映画】誰も知らない【Nobody Knows】

実話の事件を基にしているらしく、ドキュメンタリーっぽく感じたのもそのせいかと納得。完全なノンフィクションではないっぽいけど。まあ感想としては長いなーってのと実際にこんな事件が起こるんだから悲しいよなーってくらい?無責任な大人の子育てには腹…

【映画】それでもボクはやってない

痴漢冤罪がテーマってのは知っていたし、今の日本社会で問題になっていることだから興味深く、観やすかった。 案の定警察、検察、裁判所の国家権力軍団が悪すぎ、終わってすぎ。観ていて腹が立って仕方がない。自分が主人公と同じ立場になった時のために勉強…