【映画】マルサの女
国税局査察部 (マルサ) と脱税者との戦いをコミカルに、シニカルに描いた本作。
とても良かった。
テーマもなかなか面白い。監督の伊丹十三がお葬式の大ヒットでガッポリ稼いだ際に税金をたっぷり持ってかれてこの世界に興味を持ったとか。
会話のやり取りが知的であってコミカルであってシニカルであって。
陳腐過ぎず、かっこつけ過ぎずっていう一番難しいバランスでやり切っていると思う。
逆に言えば星5にするほどガツンとくるものはなかったけど。(限りなく星5に近い)
好きなシーンは、性行為後の女が股にティッシュ付いてる状態で歩くシーン。あれはセンス出てると思うね監督の。
そしてサントラが素晴らしい。聞いたことある!ってなった。この映画の曲って知らなかったわ。
やはり名作と呼ばれる映画には理由がありますな。
権藤の一人息子・太郎の商才に笑った。