Wikipediaさんの受け売り情報によると、
本作は1997年のイギリス映画「Fever Pitch」のリメイク。原作およびイギリス版ではサッカーが題材となっていたが、本作ではアメリカ市場に合わせて野球を題材としている。イギリス版、アメリカ版共にスポーツにおいて劇的、あるいは予期せぬ勝利をおさめており、原作では1989年にアーセナルFCがリーグ決勝戦にてリヴァプールFCに最後数分で勝利したこと、本作ではボストン・レッドソックスが2004年のワールド・シリーズで優勝したことに焦点を当てている。
※ネタバレ注意
定番のラブコメで俺が苦手な分野なはずだが、リンジー(ドリュー・バリモア)とベン(ジミー・ファロン)がいい感じにマッチしていて観ていて心地よかった。ドリュー・バリモアは言わずもがなだが、ジミー・ファロンも超有名コメディアンなだけあって、演技でも人の心を掴むのがうまいのかもしれない。
熱狂的なレッドソックスファンがレッドソックスと彼女、どちらを選ぶか・・・という脚本も個人的には面白い。最終的にはどちらも手に入れるハッピーエンドなわけだ。ほのぼの。
リンジーへの愛を証明するために大切なシーズン・チケットを売る決心をしたものの、なかなか譲渡契約書へのサインができないベンと、いくら野球バカでも愛する人の大切なものを奪いたくないと思いフィールドを横切ってまでそれを阻止するリンジーのエンディングが印象深い。
ナレーションや映像が全体的に一昔前のアメリカのコメディーって感じ。
アメリカやちょっと洒落たテイストが好きな人には合うと思う。俺は別に当てはまらないが好きだった。それは、脚本とドリュー・バリモアとジミー・ファロンのおかげか、そこまで甘ったるい恋愛ものではなかったから。逆に考えると、観ているこっちが恥ずかしくなるようなあまーい恋愛映画が好きな人には物足りないかもしれない。スポーツも絡んでくるしね。