映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ【Fifty Shades of Grey】

 

英文学を専攻する平凡な女子大生が、若くて有能だがサディストの性的嗜好を持つ大富豪の男と知り合う。やがて彼らは契約を結び、主従関係に・・・

BDSM(SM)の主従契約を結ぶという内容の恋愛小説で、主婦が書いた女性向けのエロティックな小説として「マミー・ポルノ」と呼ばれアメリカでベストセラーとなった。 (Wikipedia)

 

感想

驚きのつまらなさ。

現在公開中(米国で)の二作目を観に行こうと友達に誘われたが初作を観ていないからと断ると、一緒に初作を観て、二作目は映画館で観ようということがきっかけで観た作品。

その友達によると、本作は当時、結構話題になっていた作品らしい。映画のことは全く知らなかったが、ヘリコプター遊泳のシーンで流れたサントラ"Ellie Goulding - Love Me Like You Do"はたしかに俺でも知っているレベルの楽曲だった。本作はこのサントラと過激な性的描写くらいしか特長と言えるようなものが思いつかない。本作の場合の性的描写はどちらかというと「特長」というより「特徴」だが。

結局、オブラートには包んだが「つまらない」ということで映画を観に行くプランは断った。笑 その友達もおさらいということで俺と一緒に観ていたが、初めて観たときに比べるとなんかつまんないとか言っていた。笑

 

沢尻が主演したヘルタースケルターの時の感情と少し近いものがあって、その理由がWikiから引用した上記の説明を読んでわかった。作者が女性なのだ。女性が描くこういう世界観のものは根本的に俺のテイストとは何かが違う。

 

男の子→仮面ライダー 女の子→プリキュア ・・・みたいな。

まあ俺は仮面ライダーよりプリキュアの方が面白いと思っていた系男児だったけど。これは妹たちの影響かもしれん。

 

原作はどうかしらんが、SMのプレイはSMにしてはかなりノーマルだし、そのくらいの内容ならば契約は必要なくないか?少なくとも女性側は彼に気があるわけで・・・契約するほどのことでもないだろうと。完全に女性の妄想の世界って感じ。それとも、男は大富豪だし後腐れないように的なことか?

 

百歩譲ってテーマや世界観はいいとしても、単純に一つのストーリーとしてあまり面白いと思わなかった。 続編があるのはわかるが、エレベーターでのラスト・シーンも微妙すぎる。