映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

 

修学旅行中に乗っていたバスが事故に遭い死んでしまった男子高校生・関大助(神木隆之介)。目が覚めるとそこは地獄の世界だった。同級生のひろ美に思いを告げずに死んでしまったことを悔やみ、地獄農業高校軽音楽部顧問にしてロックバンドの地獄図(ヘルズ)のリーダーである赤鬼のキラーK=近藤善和(長瀬智也)らと共に人間道(現世)に戻ろうと悪戦苦闘するロックンロール・コメディー。 

 

感想

コメディーだがほとんど笑えなかった。ハチャメチャなロックンロール具合はいいが、単純に作品としてそんなに面白くなかった。クドカンものは割と好きなのになあ。

裏設定としてメッセージが込められているのはわかるが、それもそこまで。ファンタジーなコメディーとは言え、真面目なメッセージが含まれていることを考えると、もうちょっと脚本練って欲しかった感。えんま校長の裁量で、主人公の関大助うまくいき過ぎだろ・・・と。感動狙いのご都合主義が垣間見られた感じ。

 

大人になったひろ美を宮沢りえが演じたということで、学生時代のひろ美(を演じた女優)のホクロの位置とか、結構宮沢りえに寄せられてて笑った。このキャスティング、こだわったのだろうか。

 

評価3なのは、俺が好きな長瀬智也が出ていたから。彼のおかげで観ていて退屈で苦痛といった感情まではもたなかった。長瀬の高いキーでのmother fuckerrrrrrrが最高。 

 

 

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公式HPより