【映画】セルラー【Cellular】
生物教師のジェシカ・マーティンは突然、自宅に押し入ってきた男たちに誘拐される。犯人のリーダー格のイーサンはジェシカをある家の屋根裏部屋に監禁。さらにその部屋にあった電話を破壊し出て行く。ジェシカは粉々になった電話を何とか使えるまでに修復し外部に助けを求める。そこで繋がったのは見ず知らずの青年ライアンの携帯電話だった。最初はイタズラ電話と思い、相手にしなかったが、次第にジェシカの切迫した声に押され、切れそうになる電池を持たせながらジェシカ一家救出の為奔走する。またライアンから捜索依頼を受けたボブ・ムーニー巡査部長も事件に巻き込まれていく。 Wikipedia
若き日のクリス・エヴァンスが爽やかで、いかにも西海岸にいそうな青年を自然に演じていて良い。
被害者役のキム・ベイシンガーも、年を重ねて熟女になり、年相応にしわがあることで現実味があり、緊迫感に拍車をかけた気がする。
配役や展開が地味過ぎず派手過ぎず、バランスが良いという印象。
中でも、捜索依頼を受けた巡査部長を演じたウィリアム・H・メイシーの脇役としての仕事が素晴らしいと思う。
ジェイソン・ステイサムがただの悪党(汚れた警官)だったのがちょっと意外。
なんだかんだ人情がある役柄が多いイメージだから。
まあそれでもかっこいいことに変わりはないけど。