砂漠のど真ん中に取り残された6人の男女の運命を描いた、リュック・ベッソン製作によるサバイバルサスペンス。モロッコへ新婚旅行にやって来た夫スコットと妻テイラー。テイラーは愛人トラビスと共謀し、スコットの殺害を企んでいた。しかし殺害計画は車の多重衝突事故を引きおこし、居あわせた人々は人里離れた砂漠のど真ん中で立ち往生してしまう。護送中の凶悪犯や赤ん坊を抱いた女性、さらに事故の様子をうかがっていた謎の人物ら、それぞれの思惑を抱えた6人の男女が協力して砂漠からの脱出を図ろうとする。やがてダイヤの存在が発覚したことから、事態は思わぬ方向へと転がっていく。「エネミー・オブ・アメリカ」の脚本家デビッド・マルコーニが監督・脚本を手がけた。
すべては伏線で最後に大どんでん返し!
のような展開を期待していただけにこの程度ではちょっと物足りない。
それでも、少ない登場人物とほぼ一か所(事故現場)だけを舞台に視聴者を飽きさせないのだからすごい。
モロッコの綺麗な砂漠や街並みを、この暑い夏にみることで気持ちよく共有できた気がする。
'Intersections' と 'Collision'
サイトによって記載がバラバラで、どちらが原題がよくわからなかったので、とりあえず邦題に合わせる。