【感想】ブラック・ダイヤモンド【Cradle 2 the Grave】
強盗グループのカリスマ的なリーダー、トニーはロスの宝石商の金庫破りを計画していた。そんな時、その計画を密かに追跡していた男ダンカン・スーから“ブラック・ダイヤモンド”だけは置いていけ、と警告される。だが、トニーらはそれを無視してブラック・ダイヤモンドを含めたほとんどの宝石を持ち逃げした。しかし、ブラック・ダイヤモンドはスー以外からも狙われていた。犯罪組織のボス、リンは誘拐したトニーの愛娘と引き替えにブラック・ダイヤモンドを要求して来たのだ。動揺するトニー。そんな彼に対し、スーはある提案を持ちかける…。
セガール作品のようなB級アクション映画。
実際、本作の監督はセガール作品の監督も務めているらしい。
いつもの如く寡黙なジェット・リーだが、本作では良い意味でのクールさがあまり感じられず、どちらかというと「何を考えているのかわからない」といった感じで彼のミステリアスな魅力をあまり活かせていない印象。
そんな謎に包まれるリーの強さを示すためか、1人で10人前後の相手をボコす地下格闘技場でのシーンがあるわけだが、むしろ余計に滑稽に見える。
☆2寄りの☆3評価。