映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)

ある日、東京郊外のとある神社で密談を交わしていた3人の男たちが殺された。犯人は翁の能面をつけ、日本刀と弓矢で一瞬のうちに3人の命を奪った。時を同じくして大阪、京都でも殺人事件が発生。やがて殺された5人は、有名な仏像や美術品の窃盗を繰り返してきた盗賊団のメンバーであることが判明する。彼らはお互いを義経や弁慶、あるいはその家来たちの名前で呼び合っていた。その頃コナンたちは、8年前に山王寺から盗まれた国宝級の仏像の捜索を依頼され、京都を訪れていた。コナンは仏像を盗んだ犯人を窃盗団と疑い、早速捜査を開始するのだったが…。

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コナン映画の中でもかなり人気な作品の一つだとか。たしかにその理由には頷ける。

京都が舞台ということで、全体を通しての和の雰囲気は綺麗で美しい。そこに平次の初恋秘話まで絡んでくるのだから、コナンファンにはたまらん一作であろう。

 

俺のお気に入りは、お寺の住職が舞妓はん(千賀鈴)のお父さんだったという仰天事実と、まるたけえびすに〜から始まるの京都の通り名の唄。キャッチーで耳に残る。

 

☆3どまりなのは、俺が好きなコナンの世界観とは違うから。映画ならではの本作の世界観も悪くはないが、「黒い人」や「黒ずくめ」の登場シーンが多いような緊迫感がある展開の方がどちらかと言えば好き。たしか劇中では組織の身内しか殺めていない本作の犯人、映画版にしてはなんか弱そうで物足りないという印象。

  

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