映画メモ

映画備忘録 ※ネタバレに注意

【映画】沈黙の制裁【Absolution】

付き合いがあるCIAの男から、ウクライナの闇組織に所属するアフガニスタン人の男の暗殺を依頼され、ジョン・アレクサンダー(スティーブン・セガール)は兄弟分で相棒でもあるチーと共に任務を遂行する。しかし、その闇組織から逃げ出したナディアという女性を助けたことで事態は思わぬ展開へ・・・

 

感想(ネタバレ注意)

出ました、沈黙シリーズ

「事態は思わぬ展開へ・・・」なんてそれっぽい感じで締めたものの、沈黙シリーズを知っている人からすればお決まりのパターン。ビジネスという名の暗殺中に偶然出会った(助けた)女性が、悪の組織となんらかの関係があり、悪の組織を皆殺しに。その後はセガールがそのヒロインと暮らす。今回は依頼人(以前からの仕事仲間?)であるCIAの男の裏切りももれなくついてくる。

沈黙シリーズといっても、全く別々の作品を日本の配給会社が沈黙とつけておけばある程度売れるということで邦題を決めているだけみたいだから、作品に類似性や一貫性みたいなものがここまでなくてもいいはずなのだが・・・主演がセガールというだけでここまで芯を通すのだからこの「シリーズ」を愛さずにはいられない。お決まりのパターンもセガールの「安定感」と捉えればこの作品も悪くない笑

 

細かい感想を言うと、ヒロインであるナディアが車から絶対出るなと言われているにも関わらず、ドンパチ真っ最中に足元に落ちている銃も持たずに丸腰でセガールに会いに行くシーンに始まり、東欧人の組織が全員英語で会話をしていたり、なぜそこで撃たない!?と思わせるようなイライラシーンはお決まりで何回か見受けられるものの、これもセガール作品ということで他作品よりもノンストレス。

個人的なことを言えばナディア役の女優が結構綺麗でタイプだったのも贔屓したくなる理由の一つ。

 

 

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【映画】奪還 DAKKAN -アルカトラズ-【Half Past Dead】

 

自動車泥棒のサーシャ(スティーブン・セガール)と相棒のニックはある夜、仕事中の現場をFBIに取り押さえられ激しい銃撃戦になる。その時、サーシャはニックを庇って銃弾を受けた。8ヶ月後、一度は仮死状態に陥っていたサーシャは奇跡的に回復し、ハイテク装備満載のアルカトラズ刑務所に収監される。彼はそこでニックと再会し喜びを分かちあう。刑務所では金塊強盗犯レスターの死刑執行が迫っていた。その時、ワン率いる傭兵集団が、口を固く閉ざすレスターから金塊の在処を聞き出そうと刑務所内に侵入してくるのだった…。  改変元:allcinema ONLINE

  

相変わらずのふざけた邦題にもはや愛おしさすら感じる。

 

いつものセガール作品。

本作は、相棒が黒人で音楽がHipHop多めな感じ編。舞台が刑務所(アルカトラズ)編。セガールが実はFBI潜入捜査官編。

 

死ぬかもしれないとわかっていながら悪党の身代わりに銃弾を受け、奇跡的に回復してからも脱獄不可能と名高いアルカトラズに自ら収監されるなんて潜入捜査官としてのプロ意識が高すぎるwww

そもそも、ここまでの潜入捜査をしなくちゃいけないような相手じゃない気がするんだが・・・メキシコの麻薬王じゃあるまいし。