【映画】必ず捕まえる【반드시 잡는다】
町内で次々と殺人事件が起こる。その事件は30年前のとある未解決事件と酷似していた。殺人鬼の再来に今回こそはと意気込む元刑事、町内を知り尽くすアパートの大家の偏屈オヤジ、全く面識のなかった2人だが、協力して犯人探しに奮闘する。
主人公の偏屈オヤジが徐々にただのいいおっちゃんへと変わっていく様、そして無謀なまでに体を張っていく様は、男の俺から見ても微笑ましかった。まあ役者の顔もいいし、実は元々いい人だし憎めないんだよね。
あとは女優陣が個人的に可愛かった。
拉致られた"205号室"とたんぽぽトースト店のおばさん。
よくよく考えたら205号室ちゃんのサムネに釣られてクリックしたしね(Netflix)
でもYouTubeで見つけた映像だとそうでもない・・・
なんでや・・・普段から劇中の感じでいてくれ・・・
ストーリー展開は正直微妙。
背景の説明あるいは描写がもうちょっとないと、どんでん返しとして素直に驚けない。
医者って怖いよなー。
その気になれば劇中での事件と同じようにすべての神経をどうにかできちゃうし、人間だるまにしたまま生かしておくことも可能なんだもん。医者を敵に回したらあかん・・・
英題:The Chase
【映画】悪魔を見た【악마를 보았다】
婚約者を連続殺人犯に惨殺された国家情報部員が選んだのは復讐という茨の道・・・
犯人を追い回し残酷な制裁を加え続ける男と犯人の壮絶な死闘を描くサスペンス。 -Netflix
さすが韓国映画・・・ なかなかのバイオレンス笑
おっぱいも出ちゃってるし18禁にも納得。
国家情報部員の復讐とは言え、警察はやりたい放題させ過ぎだろう・・・とは思うが、まあそこは目を瞑れる範囲内。
お決まりの復讐劇と言えば、アクション的で爽快な部分があり、物語の最後に復讐を遂げる印象だけど、本作は違う。
序盤から犯人との接触に成功し、あえて焦らして復讐していく。
これは新しいと思った。正確に言うと、俺にとっては初めてだった。
そして「復讐」の意味や定義を問いかけてくる。
何をすれば殺人鬼は苦しみ、復讐を果たすことになるのか。
「復讐=殺人」とは限らない。
そして、どちらが「勝ち」でどちらが「負け」なのか。
極論じみた馬鹿らしい考え方にも思えるが、
突き詰めていくとこのようなシンプルな考え方に行き着くのも間違いではないと思う。
特に、連続殺人鬼と婚約者を惨殺された復讐者の死闘という今回の特殊な状況においては。
悪魔を見たという邦題も好き。
観終わった時の率直な感想は☆3だったが、
今この記事を書いていて☆4に評価を変更しようと思う。
復讐に勝ち負けを持ちだしてくる悪魔じみた殺人鬼、この後半の展開が好きなんだ。
どちらかと言えばサスペンスではなくスリラー作品だと思うのだが、
Netflixがサスペンスだと言うのでカテゴリーにもサスペンスを追加しておく。
Netflixのあらすじ、他サイトと違って簡潔でわかりやすい。
英題: I Saw The Devil