【感想】ジョン・ウィック【John Wick】
裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震え、心の奥底に封じ込めた"殺し屋の魂"を解き放ち、復讐のために独り立ち上がる。
日本でも世界でも前評判が良かったので期待していたのだが・・・
正直、並のアクション映画じゃんとしか思えなかった。
強いて言えば、近接の銃撃戦が特徴なのはあまりみたことがないので面白い。
体に何発か撃って動きを止めてから、最終的にヘッドショットで確実に殺していく感じ好き。
こういう何も考えずに楽しむ系アクション映画に俺が求めるのは「かっこよさ」や「爽快さ」なんだが、個人的に本作からはあまり感じられなかった。
みんなキアヌ・リーブスが好きなんだな〜と笑
【感想】悪い男【나쁜 남자】
街で見かけた女子大生ソナに一目惚れした孤独なヤクザ、ハンギ。だが、ソナに侮蔑的にあしらわれたハンギは、自分が仕切る売春宿にソナが売り飛ばされるよう画策し始める。 シネマトゥデイ
あらすじを読んで気になったので鑑賞。
冒頭、女子大生役が可愛くないことに絶望する。
ヤクザが粘着するほど惚れる女にはみえない。
しかも、気が強い(俺好みじゃないだけ)。
ハメられたとは言え彼女にも非があること。
男も女も感情移入がしにくいような・・・誰得映画だよ・・・と思っていた。
多分最後まで観てもその感想が変わらない人もいると思う。
ヤクザの男があまりにも不器用で寡黙なことに気がついてから、
ちょっとずつ心境に変化が芽生えてきた。
どうやら無下にあしらわれたから、腹いせに売春宿に売り飛ばしただけではないらしい。
女子大生役にも多少情が湧いてきた。
めちゃめちゃ可愛くて良い子だったら、売り飛ばされてかわいそうだという気持ちでいっぱいになりそうだが、かなり失礼な言い方を覚悟でいうと、彼女の容姿とキャラクターは映画的にちょうどよかったのかもしれない。
かといって本作が面白いか、考えさせられるかと言うとうーん。
この難しいストーリーを、芸術的価値がある映画へと昇華させてしまう技術とセンスは素直にすごいと思う。
ヤクザがやっと喋ったと思ったら物凄く甲高い声でびっくりした。
ワンピースのピーカかよwww
個人的にはあのシーンが本作一のハイライト。
あれ地声なのかな。
英題: Bad Guy