徒然と書くさ

米国在住の若輩者による備忘録、雑記です。   ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】デトネーター【The Detonator】

 

あらすじ(ネタバレ注意)

元CIAで現米国国土安全保障省のエージェント・グリフィス(ウェズリー・スナイプス)が、ルーマニアのとある犯罪組織を壊滅させるために単身で潜入捜査を行うが身分がバレ、捜査は失敗してしまう。この失敗が仇となって、生化学兵器(デトネーター)を追っていたCIAの捜査にまで悪影響を及ぼしてしまう。上からの指示で、「ナディア」という夫殺しの容疑をかけられた女性をアメリカへ護送させる任務を受けるが、実はこれはルーマニアからグリフィスを厄介払いするためのもの。そしてこのナディアという女性が事件解決の鍵を握る。グリフィスはナディアを守り、デトネーターを取り戻すことができるのか・・・。

 

アメリカのよくあるアクション映画って感じ。それ以上の感想もそれ以下の感想もない・・・。

 

結構前にもみたことがあったが、記憶に残っていたのは(印象的だったのは)、犯罪組織の一員・ディミトリの絶妙な小物感と、元同僚・シェパードの裏切りにより相撃ちで死んだと思われたグリフィスが実は生きていて、偽装の葬儀まで行ってナディアとその息子と静かな暮らしを始めるエンディング。

 

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【映画】オー・ルーシー!【Oh Lucy!】

 

あらすじ・解説(ネタバレ注意)

第67回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門(学生部門)で上映された平柳敦子監督による桃井かおり主演の同名短編映画を、平柳監督自身が長編作品として再映画化。退屈な毎日を送る43歳の独身OL節子。そんな節子は、ひょんなことから通うことになった英会話教室の授業で、教室内では金髪のカツラをかぶり「ルーシー」というキャラになりきることを強いられた。アメリカ人講師・ジョンによるこの風変わりな授業によって節子の眠っていた感情が解き放たれ、節子はジョンに恋をする。しかし、ジョンは節子の姪の美花と共に日本を後にアメリカへ。主人公の節子を寺島しのぶ南果歩忽那汐里役所広司らが出演するほか、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」のジョシュ・ハートネットが参加。 改変元:Oh Lucy! : 作品情報 - 映画.com

 

たまたまNHKを点けていて、たまたま本作の番宣を目にして気になったので録画して視聴。

 

期待通りの作風と完成度。良い意味でね。

まず、冒頭から強烈。変な男が節子に絡み、そのまま線路へ投身自殺。その時の節子のなんとも言えない表情から、彼女が置かれているある程度の状況や彼女のキャラがわかる。評価に値する冒頭だったと思う。そして会社でOLとして働くシーンへ。あの短い冒頭で既に結構惹きつけられていた。どうでもいい話だが、線路に飛び込む直前に男が節子にかけた言葉が何回巻き戻しても聞き取れなくて悔しい。

 

メイド喫茶で働く美花。本作で初めて忽那汐里を可愛い(かも?)と思った。

 

英会話教室へ通い始めた節子。大げさすぎず下品すぎずそこそこシュール。俺得なコメディーをみていた感じ。

 

恋は盲目。ジョンを追いかけアメリカまで行ってしまった節子。カリフォルニアの雰囲気を懐かしく思う。南果歩演じる節子の姉のキャラに何度か笑わせてもらった。

 

美花、元彼であるジョンと自分の叔母である節子が肉体関係を結んでしまっていたことを告白され発狂。崖から唐突に飛び降りる。俺「おいおい・・・まじかよ・・・」

 

節子がジョンと関係を結んでしまってからラストまでは、節子のメンヘラ具合に少々引きながらも、寺島しのぶ演技うまいなあとか思いながらみていた。正直、ちょっぴり切ない大人の国際恋愛もの、もしくは、ジョンと節子は結ばれるもんだとばかり思ってたから、節子のメンヘラ展開はちょっと意外だった。

 

冒頭と同じように、プラットフォームでトム(役所広司)とのささやかな幸せとハグに包まれながら終わるオチは良かった。登場シーンはそこまで多くないけど、トムもかなり重要な役どころだよね。

 

テレビドラマ版?として編集されてるってことは、ところどころカットされてるシーンがあるんだろうから、劇場公開されて機会があれば、いずれそちらもみてみたい。

 

 

※1 日米合作ということで「邦画」と「洋画」、両方のカテゴリーに入れておく。

※2 ドラマ版として編集した作品をみたので「短編」のカテゴリーに入れておく。

※3 同名短編映画を長編作品として再映画化ということで「映画化」カテゴリーに入れておく。

 

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Oh Lucy! (2017) - IMDb

【映画】ブリッツ【Blitz】

 

あらすじ

警察官が次々と犠牲になる連続殺人事件が発生。暴力的なロンドン警視庁のブラント(ジェイソン・ステイサム)が己のやり方で犯人を追う。

 

感想(ネタバレ注意)

総評というか全体を通しての大まかな個人的な感想は、イギリスとジェイソン・ステイサムのコンビが良かった。まずこのコンビの何が良かったというとイギリスのアクセントを堪能できるところ。"Can"の発音とかイギリスに寄せにいっていたのはわかったが、ジェイソン・ステイサム(以下JS)だけはバリバリのアメリカのアクセントで浮いていたのがまたなんかいい。

そしてこれも完全に個人的な偏見かもしれないが、洋画といえば普段は主にアメリカ映画を観ている俺としては、イギリス映画というのは全く別のジャンルになる。他の欧州映画(ドイツやフランス)ともまたなんか違う印象。そんなイギリス映画とアメリカのタフガイ・JSが刑事アクションものでコラボしたんだから面白い。

f:id:kfc22:20170917103040p:plain  ※画像右は同僚のナッシュ

[Review] Blitz

 

細かい感想は、犯人が割と序盤でわかるのにも関わらず、意外とハラハラした。警察側の無能っぷりや設定に細かい無理があるものの、犯人の弱そうで中二病でクレイジーなあの小物感がたまらない。

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[Review] Blitz

 

証拠も十分ではないし法では裁けない・・・どうする!?という展開でどういうオチになるのかと思ったら、ブラント(JS)とナッシュによる「私刑」。調子に乗っている犯人を銃殺するオチはスカッとするという感想も多いみたいが、個人的には合法的な範囲内で頭を使って犯人を破滅へと追い込んでいくような展開の方が好き。暴力的なブラントとは言え公務員の刑事だから・・・ねえ?これもイギリス流の皮肉なのかも。

 

どうでもいいけど被害者の一人、ロバーツ(マーク・ライランス)の顔と演技好き。そういえば彼の英語もどちらかといえばイギリスよりアメリカのアクセントに感じた。

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