徒然と書くさ

米国在住の若輩者による備忘録、雑記です。   ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】The Guest【不速之客】

 

韓国と合作の香港映画。

日本語での情報が全くないので日本での公開はされていないと思われる。そのため日本語の公式タイトルはわからない。

 

【あらすじ】

泥酔した主人公がタクシー運転手に介抱され助けられる。 

金を持ち合わせていなかった主人公は、運賃は後日必ず返すと連絡先を交換。

後日金を返したものの、その後も「友達」としてしつこく連絡がくる。

やがて、主人公の妻をも巻き込む事件へと発展していく。タクシー運転手の正体は?彼が夫婦に執拗に近付く理由はなんなのか? 中国のスリラーサスペンス映画。

 

 

【感想】

まあそこそこ楽しめた。

緊迫感もあったし、タクシー運転手の不気味さも印象的。映像も綺麗。

 

ただ、役者陣(特に主役とその妻役)のメイク(日本でいう"ドーラン"?)が不自然に綺麗過ぎて安っぽい。もうちょっとリアルに現実的な生活感がある方がスリラーサスペンスとしては緊迫感が増して面白いと思う。

端正なルックスの主役にヒロイン、そして悪役の三拍子。映画の基本的なキャスティングと言えるだろうし馬鹿にはできないが、いろんな映画が溢れているこの時代に観ると、失礼な話だが、映画後進国の映画という感じが否めない。(別に中韓が特別映画後進国だとは思わないが)

 

あと、個人的にはオチ(事件の背景)が微妙。

 

それでも、たまには邦画や洋画以外の何か目新しいものをと思っている人は気晴らしに観てみる価値があると思う。

 

 

 

f:id:kfc22:20170726010423p:plain  

引用元:不速之客 The Guest(2016)

 

【映画】セルピコ【Serpico】

 

ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官の実話に基づいた作品。

 

雨の降る夜、救急病院に一人の重症の警察官が運び込まれた。彼の名前はフランク・セルピコニューヨーク市警の麻薬課刑事だ。セルピコは捜査中に同僚の警察官によって銃撃され、負傷したのだという。そのニュースを聞いた彼の上司は、「俺はセルピコを撃ち殺したいと言っていた警察官を6人知っている」と部下に語った。

何故セルピコは本来味方であるはずの警察組織内に多くの敵を抱えていたのか?物語はセルピコの警察学校の卒業式まで遡る。  (Wikipedia)

 

感動の名作のはずだが俺にはただただ長くて退屈だった。

 

所謂アメリカン・ニューシネマ時代の作品ということもあってか、作品を通して暗くて正義感に満ち溢れた若者万歳な感じ。別にアメリカン・ニューシネマ時代のテイストが嫌いなわけではないから単純にこの作品が合わなかっただけだろう。ストーリー的には好物なのに。

 

リアル過ぎてテンポが遅いの。もうちょっとエンターテイメント的な要素があったほうが楽しめたかなとは思うけど作品の題材が題材だし作られた時代が時代だからしゃーない。

 

評価も高いし良い映画なんだろうけど俺の好みではなかったという結論に至る。

 

自分の信念や正義を貫き通すセルピコアル・パチーノ)はかっこいいんだが、もうちょっと自然に人を惹きつけてしまうような、カリスマ性的なものを持ち合わせているヒーローの方が個人的には好きかな。劇中でも頑固でどんどん敵を増やすじゃん?

その孤独感もこの映画の大切なポイントなのはわかるけど、同じ熱量でももっとうまくやれちゃう人っているじゃん?

 

例えるなら、100mの大会で優勝するのが目標だとするじゃん?

一方は闇雲に来る日も来る日も山で一人でダッシュしてる感じ。で、勝手に孤立してる感じ。

もう一方は、超優秀だけど頑固な指導者から教えを受けるために頭を下げ続ける感じ。そのうち指導者や周りがその熱意に折れて周りの人間も自然と味方になっていく感じ。

 

同じ能力で同じ熱量、100mの大会で優勝という同じゴールを目指すのなら俺は後者の方が正直好きだわ。

 

 

あと、俺はおっさんになってからのアル・パチーノの演技の方が好きだなって思った。

ヒッピースタイルのファッションが結構洒落てた。

 

 

セルピコ [DVD]

セルピコ [DVD]

 

 

【映画】コップランド【Cop Land】

 

70年代アメリカ。

NY市警の警官たちは治安がよろしくなく住むには適さないNY市内から離れ、マフィアの力を借りて安全な郊外へと移り住み「コップランド」を築き上げる。コップランドで自由気ままな生活を送る汚職警官たちと、ある事件をきっかきにそれに気付き対抗するコップランドの保安官のお話。

 

脚本自体はすごく良かった。というか個人的に好き。

あらすじにも書いたように、市民を守る警官たちがそそくさと安全な郊外に移り住んで「警官街」を築き上げるとか昔のアメリカなら普通にありそうだし、その移り住んだ連中が汚職にまみれているともなれば面白いストーリーになる予感しかしない。

 

それまでのイメージとは違い、スタローンが大暴れせずに冴えない寡黙な保安官を演じ、作品全体を通して派手なアクションがほとんどないというのは個人的には全く問題ない。俳優が新たな一面に挑戦し、それを見るのは好き。

 

ただ肝心の内容が・・・

主人公であるフレディ(シルヴェスター・スタローン)とゲリー・フィッグス(レイ・リオッタ)やリズとの関係、オチ、邪魔者は容赦なく消されてきたのになぜかフレディだけ警告程度で始末されないなど釈然としない部分が多い。

 

それでも、これだけの名優たちの渋い演技をみられるわけだから★3の満足感はある。

 

コップランド [DVD]

コップランド [DVD]