【感想】ミスト【The Mist】
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督がスティーヴン・キングの小説を映画化。霧の中に潜む謎の生物に追いつめられ、常軌を逸し、やがて極限状態に陥っていく姿を描いたパニック・ミステリー。
B級映画だと思って全く期待していなかったこともあってか、反動がでかい。
B級どころか優秀な監督が作った映画だった・・・
なんといってもラストのアレ。
賛否両論あるみたいだが、予想外だったこともあって俺はかなり好き。
希望を捨てて集団自決するのちょっと早すぎない?とも思ったが、
謎の生物に車を囲まれ、襲われ始めてから集団自決
→さあ残るは俺だけだ!殺してみろ!
→目を閉じて死を覚悟。絶体絶命!
→バン!バン!バン! ・・・ん?
→軍によって生物は殺され霧も晴れる
って展開は、もっとなしだわと思う。
ラストに注目が集まりがちだが、ラスト以外も悪くはなかったと思う。
あの宗教オバさんの存在はあながち馬鹿にできない。作品的にも現実の社会でも。
日本では考えにくいが、アメリカならああいうことは十分起こり得る気がする。
恐怖での集団ヒステリー、謎の生物よりも実は同じ人間の方が怖いといったようなメッセージはありがちかもしれないが、やっぱりあの宗教オバさんのキャラは嫌いになれない。
謎の生物のCG?はそれこそB級感満載だったが、時代もあるのでご愛嬌。
そもそも設定自体のB級感が半端ない。
どこかクセになりそうで、後味を残してくる、そんな作品。
【感想】エントラップメント【Entrapment】
ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演のロマンティック・アドベンチャー。世界最高の美術品泥棒のマック。ニューヨークで起こったレンブラントの盗難事件は、あらゆる証拠が彼の仕業であることを示していた。そんな中、保険会社の優秀な女性調査員のジンは、マックを罠にはめるための新たな窃盗計画を思いつく。やがてふたりは複雑な駆け引きの末にパートナーとなり、中国の黄金の仮面、コンピューターの2000年問題に絡んだ銀行強盗へとエスカレートしていくのだった……。
ショーン・コネリーは渋くてかっこいいし、
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは綺麗でエロいんだけど、
内容の面白さに欠けて映画としては残念だった。
エントラップメント [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る