徒然と書くさ

若輩者による映画備忘録、雑記 ※映画の備忘録記事はネタバレに注意

【映画】BROTHER

 

やっぱり俺は北野映画のヤクザもんが好きだわ。中二心をくすぐられる。

日本のヤクザが居場所を失い、アメリカにいる弟を頼って、意図的ではないかもしれないが異国の地で一旗揚げようとするストーリーはありそうでなかったと思う。山本(ビートたけし)の「ファッキンジャップくらいわかるよ、この野郎」が決まりすぎてた。

 

アメリカでも日本のヤクザ精神を貫き通す様とそれに対する周りのアメリカ人の反応とのギャップは面白くもあり、日本男児としてどこか誇らしい気すらする。もちろん、彼らはただの犯罪組織なわけだけど、エンタメということで都合よく捉えさせてもらう。

 

サディスティックでバイオレンスな描写も冴え渡る。個人的には加藤(寺島進)が組織拡大のため(兄貴である山本の為)に、拳銃で自分の頭を撃ち抜いて自らの命を差し出すシーンが一番良かった。

 

尺的にしょうがないのかもしれないが、ファミリーのメンバーがいつの間にかどんどん増えていったのはあまり好きになれなかった。結構溶け込んでるけどあなたは誰ですか?みたいな。特に杉本演じるジェームズ・シゲタ。名優なのにあまり存在感がなかったというか、彼の良さが生かされきれてなかった気がする。あえて空気に徹しているのか?

山本が勝手に人を惹きつけるようなカリスマとは言え、血縁以上の関係をどうやって外国人と築いていくのか、もうちょっとその辺に触れてほしかったな。外国人とは日本のようにはいきませんってことなのかもしれないけど。実際、エンディングのデニー(オマー・エップス)の様子だとヤクザの兄弟分って感じではない。

 

あえてナンセンスなツッコミをいれさせてもらうと、いくら日本のスタイルとは言え、もうちょっとマフィアに対抗できる力つけてから調子乗ろうよとか、アメリカなんだからもっと良い武器手に入っただろとか思うが、そしたらただのアジア系マフィア映画になっちゃうか・・・とか思ったり。

 

真木蔵人が思ったより英語うまくなかった。笑

 

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